原因はプラスかマイナス
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問題が起きるのは、①余分なものを足したか、②必要なものを引いたか、のどちらかしかない。つまり、必要十分ではないから問題が起きたということ。必要十分条件を満たすように、余分か不足を特定すれば、それは同時に真の解にもなっている。
宇宙に存在するものはすべてオートメーションで存在している。すなわち、最初から完全な状態で存在している。例えば、宇宙に存在する全生命体はタネの時点で生命情報をすべて保持している。そのすべての可能性を含んだ生命情報が環境と相互作用して時間を含む幾何学的に発現していく。これが生命の量子性である。動的な細胞構築の連環的繰り返しが生命現象である。
「ポリマス」とは万能性であり、量子性であり、完全性である。禅の円相図には、過剰なものも欠けているものもない。その完全無欠な状態から何かを足したり、引いたりすることで偏りが生まれる。その偏りこそが問題の原因である。その偏りを正せば、問題は自ずと解消される1。

